自動車のレストア関係のお仕事をご依頼の方へ

八重洲出版さま発行の雑誌『オールドタイマー2004年10月号No74』に弊社が紹介されまして、未確認ですがその後同社発行のムックに収録されたようです。
そちらをご覧になって自動車部品製作のお問い合わせをいただくケースが増えています。弊社は機械工業用各種部品の製造販売を行っています。通常お客様から図面をいただいてその通りに製作するという業務です。材質と寸法を指定していただいて、そのとおりに製作することはあります。材質も寸法も正確にはわからなくて、ただ車の年式しかわからない、という部品を作ることはできません。

現物がある場合,現物から寸法をとっても正確にはできませんし、材質も、見た目が似たようなものを選定できることはありますが、その部品として機能が十分であることを保証することはできません。
恥ずかしながら弊社は特に自動車関係の技術に詳しいわけでもありません。『XX年型のYYという自動車のパッキングが欲しいんですけど』『○○自動車のXXXXXという番号の品物が欲しいのだけど』というようなお問い合わせをいただくケースが多くなっていますが、それだけの情報ではどのようなものを作ったらいいのか弊社ではわかりません。
また、このような場所に使うのだけれどもどのような材質のものを使ったらよいですか、という質問をいただくこともありますが、弊社でも、特に自動車の機構につきまして研究しているわけではなく、判断はつきかねます。現物があるからそれを見て判断してくれというご依頼もありますが、ゴムの種類もいろいろありまして、多くの場合はどのような素材であるのか、拝見しても判断がつきません。特にエンジン部品、キャブレーター関係など、耐ガソリン性を要求されたり、品質が悪ければ直接事故につながるような走行系の部品については安易に製作するわけにはいきません。

一方でライトまわりのスポンジでできた防水用のパッキングであるとか、単にゴミよけのフィルターであるとか、走行系に直接の関わりがなく、純正部品と材質が違ってもそれほど支障がない部分については似たような材質の提案をすることができるケースもあります。マンガみたいなもので結構ですので、図面を書いていただいて、材料を指定していただければ製作が可能な場合もあります。
しかし、その場合でも、手加工であるため、また少量の材料の調達のため、純正品よりも相当割高になるケースもあります。また、あくまで見かけが似たようなものができる場合があるというだけで、十分な機能を発揮できるかどうか、弊社の方で保証はできません。純正部品が手に入るのであればそちらを使われたほうがよいです。純正部品・及び同等品が手に入らずどうしても必要なので、機能的に劣るかもしれないとし、割高でもあるということを承知の上で、ご自分の責任において使用するという場合にのみご相談にのるという形になっています。

以上の諸事情をご理解いただいきますようよろしくお願いいたします。